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自毛植毛の失敗例

 

今回は自毛植毛の失敗例を考えてみたいと思います。

 

美容医療業界では「失敗」という言葉の定義についてあいまいですのでここでは失敗の定義を「依頼者が満足できない結果となった」ものを失敗とします。

 

植毛治療を含む外科の範疇のもの、例えば脂肪吸引や美容整形といったものはとりわけ失敗例が取りざたされることがありますが、医療ミスのようなレベルのものでない場合は大抵医師側は「失敗ではない。施術はしっかりやったが患者の体質により事後の経過が悪かっただけだ」などとして反論されることがあるので、ここでは医療ミスのような明らかな事故ではなく、且つ依頼者が満足できない結果として予想がされるものを失敗例として挙げてみます。

 

傷跡の問題

外科手術には必ず多かれ少なかれ傷が残ります。
しかし大抵は時の経過とともに傷跡は目立たなくなり、やがて周囲の皮膚と同化して目立たなくなります。

 

内臓系疾患の治療のための開腹手術など大きなものは一生傷が残るものもありますが、美容系ではそのような侵襲の大きなものはありませんし、仕上がりにこだわる美容系の手術ですから当然形成術的に配慮がなされるのでいずれは傷は消えてしまうのが一般的です。

 

それでも個人の体質などによって傷の治りが悪く、なかなか傷が消えなかったり感染症を起こして化膿するなどの事態も想定されます。

 

自毛植毛では特にFUT法といって、ドナーを採取するためにメスで皮膚を切り取る手法を取る場合、比較的侵襲度が高いことから傷が残りやすくなることがあります。

 

また術者の腕が悪い場合は医療事故とは言えなくとも縫合が雑なために傷が目立つこともあります。

 

定着率の問題

移植したドナー毛根は上手く定着してくれないと毛根が死んでしまい移植した意味が無くなってしまいます。

 

数百〜数千植え付けた毛根が全て定着するわけではなく、およそ85%〜90%ほどの定着率に収まるといわれています。
ただこれも個人差があり、人によっては定着率が悪くなることも想定されます。

 

医療ミスとは言えないレベルの施術者の技術不足によるもの、一度に多く移植しすぎると定着率が悪くなるということの知識不足、株分け(採取したドナーの管理)の際の時間のかけ過ぎなどによるドナーの劣化によって起こることもありますし、単純に患者側の体質や生活環境による頭皮へのダメージなども複合して絡んでくることもあります。

 

定着率が悪いと、特定の箇所だけ密度が濃かったり、逆に薄くなったりして見た目のバランスが崩れて患者さんの満足度が落ちることがあります。

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